こんにちは、まるくです。
15年以上の実務経験の中で2000人以上の車の悩みを解決してきました。
車は必要だと思うけど、コスパ良く車に乗れる目安はどのくらいなの?
無理して高い車に乗るのは家計を圧迫してしまうだけ!
そうならないように順番に解説していくよ!
みなさんは高い車に乗りたいと思いますか。
多くの人が一度は夢見たことがあるかもしれません。
一方、車は人生で最もお金のかかるもののひとつ。
車にお金のかけ過ぎることは家計の圧迫にダイレクトに影響します。
最後までご覧いただくと車にかけるべき適正な費用がわかります。
順番に説明していくので一緒に確認してみましょう!
車のコストを見直したいならぜひご覧ください。
車にかかる生涯費用
みなさん、車にどれだけお金がかかるかイメージできますか。
イメージしやすくするために生涯賃金と比較してみましょう。
「ユースフル労働統計2019-労働統計加工指標集-」によると一般的な男性の生涯賃金が2億2千万円から2億7千万円とされています。
税金と社会保険料が引かれた後の手取り年収は1億9千万円から2億1千万円。
では生涯における車の出費はどれくらいなのでしょうか。
グーラボの記事を参考にすると、軽自動車を生涯乗り継いだ場合で2700万円、ミニバンクラスでは5000万円以上と言われています。
軽自動車とミニバン2台持ちの家庭では7000万円以上の費用がかかることになります。
これはあくまで一例ですが、ほとんどの家庭において車にかかわる生涯費用は数千万円単位です。
これを見るだけでも車に関する費用が家計の中でいかに大きな割合を占めているかがわかるでしょう。
高い車は無駄!?
数字的な観点から見ると高い車は無駄が多いと感じるでしょう。
高級車はなんといっても維持費が高くなりがち。
すでに述べたミニバンクラス以上に維持費がかかります。
また、悲しいかな維持費はコンスタントにかかる一方、高級車に対する満足度はなくなっていきます。
かなり昔のことですが、僕も高級車を所有していました。
新車など買えるはずがないので中古で購入したのですが、車が届いた瞬間はものすごく感動したのを覚えています。
しばらくはウッキウキで乗っていましたが、徐々に身の丈に合わないがゆえの問題が出てきました。
ガソリン代と税金がツラい…
狭い道は運転しずらい…
運転するのにすごく気をつかう…
唯一の救いが、当時はいい車に乗ることをステータスだと感じていたことです。
それゆえに高級車が完全に無駄であるとは思っていませんでした。
出費の面だけを見ると完全に無駄でしたが…。
資産やステータスとしての高級車
いい車、好きな車を所有すること自体に価値を感じる人も少なくはないのでしょうか。
先ほどは夢のない話をしましたが、価値観はその人の自由ですし自分のお金の使い方は本人次第。
その人の人生が豊かになるのであれば余分な出費を覚悟してでもほしい車に乗ることは間違っていません。
また、車種によっては資産として価値が残るものもあります。
とりわけ生産数が少ない高級車の限定モデルなどがそれに当たりますが。
そういったものはお金持ちが買えるものであって、一般の人にはあまり関わりのないことがほとんどです。
公道でよく見かけるような車は資産として価値が上がっていくなんてことはまずありません。
大衆車のほとんどは消耗品として年々価値が下がっていくのが普通です。
車をステータスとして感じないのであれば必要以上に高い車を買うことにメリットはないはずです。
じゃあ、普通の人が車を買う時はいくらくらいのものがいいのかな。
適正な車両価格とは
では車を購入する際の適正価格はどのくらいでしょう。
一般的には年収の半分程度と言われているよ。
例えば年収500万円の人であれば250万円くらいの車が理想ということ。
軽自動車ならいけそうだけどミニバンクラスはキツいかな…。
2台持ちなんて夢のまた夢…。
とはいえ、年収や移動手段としての車の必要性によっては相場は変わってきます。
そして移動手段としての車の必要性は家庭環境で違ってくるもの。
・貯金はどれくらいあるか
→ 車両購入金額に余裕が出る
・結婚しているか
→ 車が2台必要になる
・子供が(何人)いるか
→ 乗り降りしやすい車が必要
・配偶者も働いているか
→ 車両購入金額に余裕が出る
貯金がたくさんあれば現金一括で購入を検討できますよね。
そうすれば、その後は車の維持費のみを考えていけばいい訳です。
でも、手持ちの現金だけでは欲しい車が買えないよぉ…
車は絶対に必要だけど現金一括では買えないとしたらどうしますか。
ローンを使えば貯金が少なくても購入できるね。
車を購入方法として当たり前に使われているのがカーローンです。
貯金があまりなくても車が買えるので、一見とても便利に思えますよね。
しかし、ローンは気軽に使えるゆえに注意すべき点があるんです。
ローン(借金)という選択
ローンを選択するときに注意しなければいけないことはなんでしょう。
分割払いは一括払いよりも購入ハードルが低い
ローンでの分割支払いは買い物に対する心理的ハードルが低くなるんです。
現金購入ではためらってしまうような金額でも手が届くように感じてしまう。
実際に審査が通れば購入できてしまうのですが。
まさにそこが落とし穴なんです!
審査が通れば必要以上に高い車も買えてしまうということ。
ローンで車を購入すれば車両代金も毎月分割で支払っていくことになります。
さきほどお伝えしたように、現金で車を購入するとその後にかかる費用は車の維持費だけ。
つまり、必要以上に毎月の固定費が高くなるということ。
固定費が高くなるとどうなっちゃうの…?
計画的に予算を組まないと場合によっては固定費を支払うために働いている状態になってしまうよ。
車の支出が家計を圧迫している状態と言えますね。
これから購入を検討されている方も固定費の見積もりはしっかりしましょう。
- そもそも車自体が高すぎた
- より良いグレードを選んだ
- オプションをつけすぎた
今、所有している車でこんなことはありませんか。
場合によっては車を買い替えた方が固定費を下げることができるかもしれません。
車を買い替えるか検討する際は
必要以上に高い車を買ってしまっていたという場合は買い替えも検討してみましょう。
家計の見直しにもなるね!
自分の車の価値を知ろう
まず大事なのは自分の車の現在価値を知ること。
買い替えするにも廃車にするにも自分の車の価値を知っておくことは大切です。
PR |
こちらから無料で査定できるよ!
業界大手なので安心してご利用いただけます。
ネットで車の査定をしたことがあるけど、ものすごい数の連絡が来て大変だったよ…。
よくある一括査定は電話番号やメールアドレスがたくさんの会社に渡ってしまうので、それぞれの会社から連絡が来てすごくわずらわしいです。
まずは1社で査定して相場感を掴んでおきましょう。
査定額も買い替えするかの判断材料になるからです。
買い替えを決断してから一括査定で一番高い売却先を探しましょう。
購入方法を考えよう
家族環境によって必要な車は変わります。
車が必要になるタイミングと期間を考えることが大切。
まずはその車に何年乗るか考えよう!
特に影響が大きいのは子供の成長ですよね。
- スライドドアで小回りがきく軽自動車なら子供が小さい頃からある程度おおきくなるまでの5年から7年くらい乗れればいいかな
- ミニバンクラスであれば子供が生まれてから習い事や部活期間、家族旅行とかのことも考えて7年から10年くらいは乗りたいな
- 自分のために1年から3年だけでもちょっと背伸びした車に乗ってみたいな
一定の期間だけその車に乗りたいならカーリースも選択肢の一つになります。
現金で買える余裕はない、もしくはある程度手元に現金を残しておきたいけどどうして車が必要という方でも検討の余地ありです。
月々安く乗れるプランもたくさんありますので参考までにお見積りを取ってみてください。
見積り無料なので試しにこちらからどうぞ。
繰り返しますが固定費の見積りは大切です!
くれぐれも必要のない装備などつけないようにしましょう。
まとめ:高い車は無駄か
車は家計にとってもっとも大きな出費の一つです。
維持費と固定費をしっかり見積もることが大切。
誰しも費用的な部分を抜きにすれば高い車に乗ってみたいと思ったことはあるはずです。
今回は高い車に乗ることが無駄かどうかについて次の通り確認してみました。
車にかけるべき費用の目安がわかったよ!
家計収支としっかり相談して決めないといけないのね!
そう!
ローンが通ったからといって限度額いっぱいの買い物をしてしまうのは危険なんだ!
何事も余裕をもった計画が大切だよ!
高い車に乗ることは費用的な面では無駄が多いです。
ただし満足度や安全面という点を考慮すると総じて無駄とは言い切れません。
余裕がある人にとっては必要な浪費の一部でもあります。
満足度が高く無駄のない生活を目指して一緒に頑張りましょう!
以上、まるくでした!
コメント