- 新車を安く買える時期が知りたい。
- 安い買い物ではないので失敗したくない。
- 時期を気にしないでお得に買える方法を知りたい。
新車の購入を考えているのであれば、できるだけ安く買いたいというのが人間の心情ですよね。
ではどうすれば新車が安く買えるのか。
カーショップオーナーであるぼくが新車を購入する時期についてまとめてみました。
オーナー歴10年、2000人以上の車に関する悩みにこたえてきました。
失敗しないようお得に買える時期をしっかり把握してください。
結論から申しますと一番安く新車を買える時期は3月の決算期です。
あくまで一番というだけで、そのほかにも安く買える時期はありますので解説していきます。
新車が安く買えるチャンスは1年で何度もあります。
とはいえ極端に安くなるわけではありません。
いつもより数万円安く買える可能性があるくらい。
もちろん数万円でも大きな金額ですが、期待しすぎにはご注意を。
大げさな表現なしで説明していきます。
最後まで読んでいただければ、新車を購入する前に必要な準備と時期を気にせずお得に新車が買える方法もわかります。
新車が安く買える時期は
ディーラーやその他の車販売店は年間数回のセールやキャンペーンを行います。
そういった時が新車の買い時。
新車が安く買える理由は基本的に次の3つ。
- 特別値引き
- オプションプレゼント
- 特別低金利
イベントによってこれらのいずれか、または複数の特典が用意されています。
来店プレゼントなど、新車購入価格に直接関係なさそうな特典はあえて紹介していません。
よくイベントが行われる時期を順不同で紹介していきます。
3月の決算セール
3月はメーカーやディーラーが決算の月。
1年間の売り上げを〆(しめ)る月とも言えます。
ディーラーはメーカーから年間の新車販売台数によって評価されるため、3月は新車販売台数を伸ばす最後の書き入れ時。
さらに利益の最大化を目指すため新車を売るのに全力です。
また1年でいちばん車の需要があるのも3月。
ディーラーではない自動車販売店も新車販売に力を入れる月なのです。
各店がこぞって新車市場に力を注ぐので価格競争が起こりやすい。
買う側にとっては新車を安く購入する絶好のチャンスといえます。
しかし、デメリットもあります。
3月前半に注文したとしても車が届くのは4月以降がほとんど。
例えば、4月から車が必要な新社会人の方は気を付けましょう。
練習もなしにいきなり新車で通勤し始めるのは危険です。
ぼくも初めて買った車を運転初日にぶつけました…(笑)
代車を出してくれるお店もあるかもしれませんが他人の車をぶつけると非常に面倒です。
新車なら練習する期間を設けるために2月以前に注文しましょう。
店頭に在庫がある中古車ならすぐに乗れますが、3月は中古車が最も高い時期なのでご注意ください。
GWセール
ゴールデンウィークの連休に合わせてイベントを行うお店も多いです。
こどもの日にあわせて子供たちが喜びそうなイベントが多く行われます。
こどもが来てくれれば必ずお父さんお母さんも来てくれるからね(本音)
イベントの裏にはこんな意図が含まれています。
すごく聞こえが悪いですが一般的に使われているマーケティング手法の一つなんです。
住宅展示場などでもヒーローがたびたびやってきますよね。
イベントだけ楽しみに行くのもありかもしれません。 (笑)
この時期はどちらかというと新車よりも中古車市場の方が活発な印象。
なぜなら、3月に新車が売れるということは下取り車が増えるということ。
車の買い替え需要も落ち着いたあとなので車が売れにくいんです。
だけど在庫となった下取り車は売りきってしまいたい。
ディーラーは中古車として安く販売するかオークションに安く流す。
中古車販売店はオークションから安く買ってきて店頭販売する。
このような流れで中古相場も下がるんです。
サマーセール
夏のボーナスが入ったらまず何を買いますか。
そろそろ車買いかえようかな…
ボーナスで大きなお金が入ると、車を買いたくなる人が増えます。
そんな状況をディーラーが見逃すはずはありません。
そのため7月、8月は週末や連休に合わせてキャンペーンが行われます。
お子さんが喜ぶ夏祭り系の催し物がたくさん用意されてます。
また、アウトドア活動が活発になる季節です。
特典としてアウトドア系のオプションが無料でもらえることも多いです。
アウトドア好きならこの時期に新車を購入するのもおすすめ。
9月中間決算期
メーカーとディーラーが中間決算の月。
中間決算期は本決算の見通しをうらなう大切な月といえます。
ディーラーにとって新車販売台数はメーカーとの関係性を図る大事な指標。
- 一定以上の販売台数がないとメーカーとの直接取引できなくなる。
- たくさん新車が売れればメーカーからの条件が良くなる。
この時期までの売れ行きがわるければ後半はより頑張らないといけません。
また、想定以上の売れ行きならいい成績が期待できます。
1月初売り
多くの会社が12月にボーナスを出します。
ディーラーが初売りセールをやるのもみなさんのボーナスをねらっているからです。
半分は冗談ですよw
実際にお得なセールを行っている店舗も多いですから。
さらに2月、3月の中古車需要にむけて下取り価格が高くなります。
下取り額が高ければ、新車を安く買えるのと同じことです。
また、新社会人ならこの時期に新車を買うのがおすすめ。
通勤が始まる4月までに運転の練習することを考えると、2月か遅くても3月前半には納車になっていてほしいところ。
この時期なら何かしらのアクシデントで納期が少し遅れたとしても対処できます。
新車を購入する前の準備
ねらった月に購入するためにはあらかじめ準備しておきましょう。
- 希望車種を決めておく
- 注文してから納車までの期間を確認しておく
- 手放す予定の車を査定しておく
注文から納車まで1か月以上かかる場合がほとんど。
人気車種になると1年以上かかる場合もあります。
新型車やモデルチェンジ直後は特に注意が必要。
また、車両自体が完成しても納車までにはいくつかの行程があります。
- 車庫証明
- ナンバーの発行
- オプション取り付け
これらは早くても1週間はかかります。
希望ナンバーやご当地ナンバーにしたければさらに2週間ほど遅れます。
軽自動車は4月1日時点で名義となっている人に1年分の自動車税が課税されます。
税金面では4月以降に登録(ナンバーがつく)がベスト。
軽自動車に限って言えば3月の決算セールで注文をし、4月に入ってから登録になるのが一番お得に買える方法かもしれません。
さらに安く購入するための交渉術
新車を安く買うには交渉も大切。
冒頭でのべたように営業マンにはノルマがあります。
当然ノルマをこなせなければいい評価はもらえません。
月間の販売台数で評価されることが多いので月末になるほどノルマ未達成の営業マンは焦ってくるでしょう。
※車の登録できてはじめて1台とカウントされる店舗もあるので必ずしも月末に限らない点には注意。
お店に来たお客様に率先して声がけしてくるはず。
真っ先に声をかけてきた営業マンはノルマ未達成の可能性が高いといえます。
そういった営業マンがいたら頑張って値引きしてもらいましょう。
どうやったら値引きしてもらえるかわかりません…
そんな人は次の方法を試してみましょう。
- まずは値下げをお願いをしてみる
- ほかの店舗の合い見積もりをとる
- ライバルになる他メーカーの車種と比較する
できるだけ値段を下げてもらった見積もりを一度持ち帰ります。
それをもってほかの店舗で同じ車種の見積もりをもらいましょう。
あきらかに安ければそこで買ってもいいし、その見積もりをもって最初の店舗に再交渉しに行くのもありです。
また、ライバルになる他メーカーの車種を引き合いに出すと交渉がスムーズにいくことが多い。
たくさん値引きしてでもぼくから買ってほしい!
とはいえ値引きにも限界があります。
これ以上値引き交渉ができないようなら、オプションをおねだりしてみましょう。
何かしらサービスしてくれるかもしれません。
くれぐれも焦って買うのは禁物です。
時期を気にせずお得に新車を買うには
時期を見計らって車の購入を検討できれば賢く買いかえできますが、計画的に行うのは簡単ではありません。
日々お仕事をしながら車の相場を調べたり、休みのたびにディーラーへ通ったり。
新車を買うのも決して楽ではないですから。
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