- 新車をどこで買えば安くなるのかわからない。
- 見積りをとったけど他と比べて安いのか知りたい。
- 安いだけでお店を選ぶのは少し不安。
人生のなかで新車を買う機会は何度あるでしょうか。
一般の人であれば多くても4~5回です。
それでも10年に一度くらいの出来事といえます。
中古を乗り継いでいれば新車を買ったことがないという人もいるのではないでしょうか。
つまり、ほとんどの人が新車を買うことになれていないと言えます。
なれない新車選び、失敗したくないですよね。
車屋オーナーであるぼくが新車が買える『お店の特徴』と『少しでも安く買える方法』、最後に『お店選びの注意点』についてまとめました。
オーナー歴10年、2000人以上の車に関する悩みにこたえてきました。
冒頭からおかしなことを言うかもしれませんが、金額だけで選んではいけません。
購入後のこともしっかり考えましょう。
もっとも注意すべきは買った車にトラブルがおきたとき。
最後まで読んでいただくとその理由がわかります。
お店の特徴~どこで買うのが安いか
新車を売っているお店にどんな種類があるかご存じですか。
いまやディーラーだけでなく、いろいろなお店が新車を販売しています。
お店の種類とそれぞれの特徴を説明していきます。
ディーラー
車メーカーと契約して直接車両を仕入れているお店です。
実は車メーカー自体が運営している店舗は少ないんですよ。
ほとんどの場合、車メーカーとは別の会社が代理店という形で認可を受け営業しています。
新車の販売させてくださ~い
要件を満たしてくれたらいいですよ~
とにかく簡単に説明するとこんな感じです。
実際には非常に厳しい要件をクリアする必要があります。
基本的にひとつのメーカーしか販売できません。
そのため、試乗車が豊富なのがメリット。
ディーラーと一言でいっても店舗によって企業規模が違います。
- ひとつの企業が複数店舗運営している
- 1つの店舗のみで営業している
一般的に規模が大きい企業であるほどルールがきびしい傾向にあります。
人件費と宣伝費がたくさんかかるので利益を出さなければいけないから。
値引きの上限も決められているため、営業マンが大きく値引きをする決定権がないんです。
単店営業の場合、経営陣と営業マンの距離が近いので融通がきくことも多い。
要するに大きく値引きしてくれる可能性が高いです。
こういった店舗がある地域ではディーラーが一番安いなんてこともあり得ます。
近くのディーラーが安いお店かどうかすぐにわかるものなの?
という声が上がるかもしれませんが、一般の人にはまずわからないでしょう。
見積を取ってみて判断する必要があります。
ディーラーではメンテナンスパックなどの付随オプションが多く、総額では高くなりやすいのでその点は注意が必要です。
できる営業マンは車両だけじゃなく追加オプションを売るのも上手。
全国チェーン店
- カー用品店
- 板金専門店
- 車検専門店
- 未使用車販売専門店 など
様々な形態の全国チェーン店があり、近年こぞって新車販売に名乗りをあげています。
こちらも店舗ごとに運営している会社は別ですが、複数店舗を運営している会社もあります。
加盟させてくださ~い
要件を満たしてくれたらいいですよ
ディーラーほど厳しくないことがほとんどですが、加盟するにはそれぞれ要件をクリアする必要があります。
自動車販売に関しては、営業マンが柔軟に対応してくれる印象です。
オプションのセット販売やディーラーにはない特典を付けていることが多い。
企業規模が大きいほど販売台数を重視するため値引きや特典が充実しています。
そのため、総額では安く購入しやすい傾向にあります。
しかし、何といっても最大のメリットは
営業マンも各メーカーを公平にアドバイスしてくれるので、自分にとって最適な1台を選ぶことができます。
しかし、注意しなければいけないこともあります。
未使用車専門店ではいわゆる新古車を専門に販売しています。
『現金購入価格』こそ新車よりも安いのですが、金利が高くさらに長期ローンを進められることが多い。
長期になると金利手数料だけでも数十万円になるので支払い総額では新車より高くなることも。
未使用車専門店以外でも、金利手数料が高いお店はあるので注意しましょう。
低金利をうたっているお店も増えていますが、最近はディーラーもかなり低金利になっています。
個人経営店
- 中古車販売店
- 自動車修理工場
- 板金塗装工場 など
イメージとしては近所の車屋さん。
店舗近隣の人たちを中心に営業しているお店です。
ご近所さんなので親身になって対応してくれるのが最大のメリット。
しかし、一般的には新車の価格は安くなりにくいです。
なぜなら個人経営店では新車の仕入れ先が近隣のディーラーですから。
また新車を売る台数が少ないので仕入れ額は高い。
仕入れ額が高ければ販売価格は高くなるからです。
ディーラーもたくさん新車を売ってくれるお店には新車を安く提供するので、お店によっては新車が安い場合があります。
少しでも新車を安く買う方法
こちらではさらに安く買う方法について紹介しています。
数千円~数万円程度安く買える可能性がある方法になります。
この情報が必要ない方は、最後にまとめた一番大切なお店選びの注意点まで読み飛ばしてください。
新車紹介販売制度
自動車部品関係の会社では新車紹介制度というものがあります。
ご自身や知り合いが勤務していれば使うことができます。
申請書を提出するだけで数千円ですがお得になりますよ。
用紙を書くだけで簡単に利用できるので活用できる方はぜひ使ってみてください。
OEM車を購入する
詳しい人はご存じだと思いますが、同じ車種を複数のメーカーが販売していることがあります。
生産元ではないメーカーの車を『OEM車』といいます。
テレビCMを見て、こんな風に思ったことはありませんか。
なんかこの車ほかのメーカーのに似てるなぁ
違いは何かというと、デザインや装備が少し変わっているだけなんです。
また、OEM車は本家よりも安いことが多い。
とくにこだわりが無ければ見積もりを取ってくらべてみてはいかがでしょうか。
展示車を購入
展示が終わった展示車は安く売りだされることがあります。
各店舗で車両を買い取って展示しているため、売れなければ型遅れの在庫にしかなりません。
運がよければほしい車が展示車価格で安く買えるかも。
お得なタイミングで買う
キャンペーン時や3月の決算時期はチャンス。
いつも以上の特別条件や特典がついたりするからです。
大きく値引きしてもらえたり、オプションが無料でもらえたりするので通常よりも安く買えます。
連休に合わせてキャンペーンを行うお店が多いのでチェックしてみましょう。
発売直後やモデルチェンジ直後の車種は安くなりにくいので注意が必要です。
購入時の注意点
購入計画は余裕をもっておこなうことが大切。
なぜなら足元を見られる可能性があるからです。
すぐにでも買い替えを考えなければならないときありますよね。
- 車検に出したけどすごくお金がかかりそう。
- 故障の修理代が高い。
- 事故をして廃車にしなければいけない。
検討する時間がないと損をしてしまう可能性が高くなります。
すぐに車が必要なので少し高くても買うしかない状況になりますから。
新車をお得に買いたい人は一度こちらをご覧ください。
【必見】車屋オーナーが本音で教えるもったいない新車の買い方6選
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お店選びの注意点
車を購入する際には車を買った後のことも考えましょう。
- バッテリーが上がってしまった
- 鍵をなくしてしまった
- 事故を起こしてしまった
そんなとき、真っ先に連絡するのはどこですか。
車を買ったお店ですよね。
アクシデントが起きたときこんな対応されたらどうでしょう。
今は忙しくて対応できません。
困っている時こそすぐに対応してほしいですよね。
ディーラーや大型チェーン店は全国で対応できるのがメリットですが、仕事の予約がびっしり入っているので急なアクシデントへの対応が難しいです。
また個人経営店では遠方でのアクシデントに対応できません。
車屋のぼくが言うのも変ですが、個人的なおすすめはガソリンスタンドです。
全国展開のガソリンスタンドであれば全国で対応できて、よくあるアクシデントにも強いからです。
ガソリンスタンドでもカーリースという形で新車を販売しています。
- 月々定額なので家計管理がすごく簡単
- メンテナンス付きなので故障しにくい
- ウェブのみで完結できる
カーリースなら新車を買うメリットが十分にあります。
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