- 新車を買おうと思ったけれど中古車でもいいかも。
- 新古車の方が安く買えると聞いたことがある。
- 新車と中古車はどっちがお得なのかわからない。
一度は新車の購入を考えたけど本当に新車でいいのか悩む人は多いです。
ぼく自身、たくさんの同じ悩みをもつ人に出会ってきました。
車屋オーナー歴10年、2000人以上の車に関する悩みにこたえてきました。
一般の人にとって車を買うことは一生の中でほんの数回の体験です。
自分にはどんな買い方がおすすめなのか気になりませんか。
すべての人に当てはまる唯一の正解はありません。
1番お得に車を買える方法は人それぞれです。
- 家族構成
- 年収
- 生活環境
- 使用頻度
- その他
こういったさまざまな要因でお得な車の買い方が決まります。
しかし、ただ金銭的に得なだけでもいけません。
金銭的なお得さと心の満足度のバランスが大事。
新車と中古車で悩まれているのならこちらを先にご覧ください。
新車vs中古車【車屋オーナーの本音】乗りつぶすならどっちがおすすめか解説
新車をお得に購入したい方はこちらの記事が参考になるかもしれません。
『9割の人が知らない』車屋経営者が教えるカーリースのメリット・デメリット5選【見積無料】
新車を買うか悩んでいる人が本当に新車を買うべきなのか。
この記事では新車を買うのがもったいない人の特徴を6つ解説しています。
ご自身の愛車の価値を知っておくことも大切ですよ!
そもそも現金一括なら新車を買うのはもったいない
単純な購入金額だけでいえば新車は割高です。
なぜなら新車は一度でも誰かが所有すれば中古車になるから。
ナンバーがつくだけで価値が下がってしまう。
仮に新車を購入して、すぐ売却すると数十万円損してしまいます。
もちろん買ったばかりの新車をすぐに売ってしまう人はまずいないでしょう。
業者が買いとる金額と一般に売り出される金額も違いますから一概には言えませんが、理屈からいえば高年式の中古車を買った方が金銭的な面ではお得といえます。
新車と高年式の中古車では本当に後者がお得になるのでしょうか。
こたえは『Yes』です。
しかし、何十万円も得できるかといえばそんなこともありません。
購入してすぐ売却すると数十万円損すると書きましたが、中古車の販売価格にも一定の相場が存在するからです。
もしだれかが100万円の車を購入して80万円で売却したとします。
業者は80万円でその車を手に入れたわけですが、80万円で一般向けに販売できません。
- 買取業者の手数料
- 消費税
- 販促費
- 登録費用
購入者の手に渡るまでトータル10%~15%くらいの費用がかかってしまいます。
また、高年式中古車の方が安いのですが中古車は1点ものです。
装備の一部を妥協しなければいけなくなることがあるかも。
自分好みにできるのは新車の最大のメリットといえます。
車をあまり乗らない人に新車はもったいない
ひと月でどのくらい車を使いますか。
社会人であれば通勤での使用がほとんどでしょう。
まずはひと月あたりの走行距離を計算してみてください。
- 職場までの距離をはかってみよう
- ひと月に何日出勤しているか確認しよう
- 往復の距離と出勤日数をかけてみよう
- プライベートで走る分を加えてみよう
社会人以外の方はメーターの表示で確認してみましょう。
月初めに走行距離を毎月確認すれば、前月どれだけ走ったか確認できます。
ある時点から走った距離を測定できるトリップメータという機能を使えば前の距離を記憶する必要がなくなります。
※トリップメータの使い方は車種によって異なりますので説明書を参照ください。
例えば職場までの距離が10kmであれば往復で20km。
ひと月25日勤務としたら
25日 × 20km = 500km
月間500km程度なら走行距離はかなり少ない印象です。
年間にすると6000kmですね。
実はソニー損保「2020年全国カーライフ実態調査」によると
意外とみなさん車に乗っていないんですね。
ぼくの住んでいる地域では年間10,000km~15,000kmあたりが平均です。
地方は通勤距離が長くなりがち。
通勤距離が長いほど故障の心配がある中古車よりも安全な新車を選ぶ人も多いです。
安全に勝るものはありませんから。
また人気車種の場合は距離を走らない方がより高く買い取ってもらえます。
つまり『走行距離が少ない人が人気車種を新車で買っても損をしにくい』
次で説明していますので読んでみてください。
ほしい車が人気車種じゃない
人気車種は中古車になっても値段が下がりにくいんです。
中古が高く売れることをリセールバリューが高いといいます。
余談ですが、車種によってはプレミアがついて中古車の方が値段が高くなるなんてことも。
『お金持ちしか買えないような車がほとんどなので参考までに』
人気車種でなければ、新車で買うのが非常にもったいないんです。
売却するときの価格が安いということです。
つまり新車で不人気車種を選ぶと損をする可能性が高いです。
また新古車で安く買える車もリセールバリューが低いということ。
人気車種は新車で購入しても損しにくい。
そもそも人気車種なんてわからないよ…。
そんな人のために人気車種ランキングはこちら
潔癖症でなければ中古車という選択肢も
ほかの人が使ったものなんて使えない…
どうしても気になってしまう人もいるでしょう。
そんな人は新車で快適に過ごすべきです。
我慢して中古車に乗りつづける方が精神衛生上よくないですから。
先述しましたが、金銭的なお得さと心の満足度のバランスが大事。
とくに気にならない人であれば、新車よりも高年式の中古車の方がコスパはいいです。
しかし、長い目で見るとそこまで差はなくなるのですが。
その理由をまとめた記事がこちら。まだ読んでいなければぜひ読んでみてください。
新車vs中古車【車屋オーナーの本音】乗りつぶすならどっちがおすすめか解説
ほしい車が最新モデルではない
どうしても欲しかった車にようやく手が届きそう
そこまで思い入れがある車なのであれば、新車でも購入すべきです。
何度も言いますが、金銭的なお得さと心の満足度のバランスも大事。
過度な経済的負担にならないようにだけ注意してください。
もしそこまでの思い入れがなければ高年式の中古車で十分です。
ぼくの経験上、8割以上の人はまず実用性で車種を選びます。
- こどもや孫の送迎が多ければスライドドア付の軽ハイトワゴン
- 通勤だけなら燃費のいい軽自動車かコンパクトカー
- 家族で移動するためのミニバン
- 趣味のスポーツカー
- アウトドア用にはSUV
そのうえで最新モデルにこだわらなければ高年式の中古車の方がコスパはいい。
飽きっぽいので買いかえサイクルが早い
頻繁に乗りかえる人は本当に乗りたい車を選ぶことも多いです。
予算が十分にあって自分の満足度を優先するなら好きな車に乗った方がいいでしょう。
しかし、現実的な話をすれば乗りかえる回数が多いほど損をします。
- 売却額は意外と安い
- 購入のたびに登録費用がかかる
『新車を3年ごとに乗りかえるのがおすすめ』
こんな話を耳にしたことはありませんか。
これはお金持ちだからできることですからね。
一般の人がこれをやるのはいい車に乗るために冷や飯を食い続ける行為です。
買いかえサイクルが早い人ほど新車での購入は損をします。
まとめ
新車を買うのがもったいない理由は次の6つ
- そもそも現金一括なら新車を買うのはもったいない
- 車をあまり乗らない人に新車はもったいない
- ほしい車が人気車種じゃない
- 潔癖症でなければ中古車とう選択肢も
- ほしい車が最新モデルではない
- あきっぽいので買いかえサイクルが早い
カーリースであれば新車で買ってもメリットが大きいんです。
まだの方は読んでみてください。
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